セレクトセール1日目の結果を書き出してみます。まずは高額落札馬ベスト10。
2005セレクトセール初日 取引額上位馬
1位 2億1000万円
父シンボリクリスエス × 母マストビーラヴド
ダノンマスターズ
2位 1億7000万円
父アドマイヤベガ × 母フェアリードール
クリスタルウイング
3位 1億2000万円
父アグネスタキオン × 母ファンジカ
トーセンファンタス
4位 9000万円
父Fasliyev × 母グッドゲーム
タイキルネサンス
5位 8100万円
父シンボリクリスエス × 母スマラ
ミッキーミラクル
5位 8100万円
父Fusaichi Pegasus × 母ノベンバースルー
カワチノオジサン
7位 7500万円
父ジャングルポケット × 母クラフティワイフ
トーセンソフィア
8位 6800万円
父ファルブラヴ × 母サンスプリング
タイキミカエル
9位 6600万円
父Silver Deputy × 母トロピカルブラッサム
ピイラニハイウェイ
9位 6600万円
父ウォーエンブレム × 母ゴールドポイント
ジーピーエンブレム
9位 6600万円
父Seeking the Gold × 母シャイアーズエンデ
ミダースタッチ
9位の馬が3頭いるのでリストは11頭。初日トップはマストビーラヴドの牡馬。桜花賞馬のラインクラフトを姉に持ち、父は新種牡馬のシンボリクリスエス。飛ぶ鳥を落として煮て焼いて食べる勢い?のノーザンF生産馬ですし、この結果は納得かと。落札したのはダノックス。業務用ソフトでお馴染みオービックの関連企業?です。第5位で落札されたスマラ(野田みづき氏落札)もオービック関連のハズ。セリでは鑑定人から「素晴らしいスマラ」という謎の宣伝文句が飛び出しましたけど、これが高額落札につながったのかどうかは謎。
2位のアドマイヤベガ×フェアリードールは姉にトゥザヴィクトリー、兄にサイレントディールがいる血統。父アドマイヤベガは今年生まれた産駒で最後なので、その希少価値もありますね。こちらを落札したのは多田信尊氏。大樹の仕事を辞めた後にペリエの通訳やエージェントをやっているようで。この馬も誰かの依頼で落札したのではと。
3位はセレクトセールで毎年とんでもない額がつけられるファンジカの仔。今年はアグネスタキオンが父になってますね。落札したのは「トーセン」の冠でお馴染み島川隆哉氏。トーセンといえば、セレクトセール歴代2位の記録となる3億3500万円で2002年に落札されたトーセンダンス(父サンデーサイレンス×母ダンシングキイ)の種牡馬入りが先日発表されたばかり。戦績は1戦0勝……。
セレクトセールでは社台スタリオンステーションで繋養されている種牡馬の仔に人気が集まりますが、それと同じくらい注目を集めるのが海外種牡馬の仔。海外で種付けして、生まれる前に繁殖牝馬を輸入、日本の牧場で出産される方法をとります。この代表例があのキングカメハメハ(金子真人氏所有)。今回の上位落札馬を見ても9位のSilver Deputy(シルヴァーデピュティ)とSeeking the Gold(シーキングザゴールド)の仔は金子氏がしっかりと落札してますし、第2のキングカメハメハになる可能性もありそうな感じ。
あとは、個人的に気にしていたラフィアン=ビッグレッドファーム落札馬の一覧を載せておきます。というか初日は2頭だけですが。
父スターオブコジーン × 母スイートウインク
牡 1100万 マイネルスターリー
父アジュディケーティング × 母オリミツキネン
牡 5000万 ドリームマイスター
母スイートウインクは再上場したのをすかさずゲットしましたが、これってセレクトセールらしくない血統ですよね^^; まぁ、総帥らしいと言えば総帥らしいですが。去年にアドマイヤベガ×スギノアマゾネスを競り落として大喜びしてたので、今年も母スギノアマゾネス(父マンハッタンカフェ)を競りに行くかと思いましたが、実際にはその1つ前のアジュディケーティング産駒を落としてました。これはドバイに行ったアジュディミツオーと全く同じ血統ですね。正直、この血統で5000万は高い気もしますが、馬体はなかなか。この価格だとラフィアンでは募集しないで、コスモになりそうな予感。スギノアマゾネスならいくら高くても出資しようかと思ったんですけど(ウソ笑)
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