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今、あえてハルウララを語る

 3兄弟の対決とか映画化とかで今も話題になり続けているハルウララ。勝ち負けとは別の次元で語られることについて辟易としている方も多いかと思いますが^^;

 ただ、仮に自らが競馬場の広報担当になったとして、今回のハルウララ現象のような、直接馬券の売り上げにもつながる企画を出せと言われてもなかなか難しいのではないかと思います。JRAならまだしも、スターホースが皆無に近いような地方競馬場だった場合、売り上げアップさせるには どうしたら良いのか。

GI馬が揃った2003年JBC当日の売上げ:36億円
同日に行われたJRA福島開催での売上げ:90億円

 まぁ、スターホースがいてもこの数字な訳ですが……。イベントを開催するにしても費用がかかりますし、3連複&3連単を売るためには数億以上の初期導入コストがかかる。レースのバリエーションを増やすと出走馬が分散するあげくに、頭数が揃わず逆に売り上げダウンの危険が。

 広告&宣伝にも当然コストがかかりますし、メディアを選ばないと売り上げにつながらない恐れも。マーケティングの面から見れば、連敗していた馬が話題になり、馬券+グッズが売れまくった(なおかつ初期投資はほぼ必要なかったハズ)ブームにつながる一連の流れは大成功なんじゃないかと。

 未勝利馬のレースを各地と交渉して全国発売しちゃったり、他地区の兄弟馬を集めて対決させたり、JRAの武豊を乗せてみたり…… 常識にとらわれず斬新な企画を生み出し続けているというのは、すごい事だと思いますよ。

 ブームを批判するのは簡単ですがこれを凌駕するような企画、アイデアを出すのは並大抵のことではないハズ。と、なんとなく思いました、、、。

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