いろいろあって過去最大限に一口馬主への意欲を失っていた今日この頃ですが、それでも募集馬のリストが出てくるとガラリ一変。ようやく出資欲が復活してきました。今年はついにゴールドシップ産駒がラインナップされますし、本当に楽しみ。
今回とりあげるのはゴールデンウィークあけに募集予定馬リストが発表されたウインレーシングクラブ。個人的にはウインオリアート、ウインティアラが繁殖入りしてしまって現役馬はウインベラシアス1頭となってしまったのですが、昨年のツアーでウインメルシー(母イクスキューズ)、ウインセルリアン(母コスモチェーロ)の現2歳2頭に出資。今年も6月の牧場ツアーに参加して、じっくり実馬を見てくる予定です。
記事 ウイン2015年一次募集馬ラインナップ(現4歳)
記事 ウイン2014年一次募集馬ラインナップ(現5歳)
記事 ウイン2012年一次募集馬ラインナップ(現7歳)
まだ現段階ではカタログデータも募集馬の写真も予定厩舎もないのですが、すでに発表されたリストをもとにした印象を書き綴ってみます。募集馬は変更になる可能性もありますし、字面と実際の馬とでガラッとイメージがかわってしまうこともあるため、とりあえず「現段階での印象」ということで。
一次募集でラインナップされた牡馬は18頭
アクティビューティの2017(牡・父キンシャサノキセキ)
母アクティビューティは2013年クイーン賞(船橋1800m)の勝ち馬。この馬が初仔で、セレクトセール当歳にて1,800万円で落札。
オメガラヴィータの2017(牡・父アイルハヴアナザー)
3代母にエリンバードがいて近親エリンコートという血統。1つ上の兄(父タートルボウル)は、骨格がしっかりしていてツアーでも良く見せていたので、父が変わってどうなるかに注目。
グランクリューピサの2017(牡・父ワールドエース)
ワールドエースが父になり、ヴィクトワールピサが母父になる時代がもう来てしまったんですね。どちらもつい最近まで走っていた印象ですが。サンデーサイレンスの3*4で、いわゆる「奇跡の血量」ってヤツですね。
グレートキャティの2017(牡・父スクリーンヒーロー)
兄に京都新聞杯勝ちのベストメンバー。父スクリーンヒーロー、母父サクラユタカオーともに栗毛で、この馬自身も栗毛。「the栗毛血統」からどれだけ派手な栗毛が出てるのか非常に楽しみ。ちなみに今回ウインで募集されているスクリーンヒーロー産駒は5頭すべてが栗毛です。
ケイティローレルの2017(牡・父アドマイヤマックス)
全兄に帝王賞、川崎記念などを勝っているケイティブレイブがいる血統。2017年のセレクトセール当歳市場にて2,100万円で落札。そこから推測すると一口6.5万とか7万ぐらい?
コウエイソフィアの2017(牡・スクリーンヒーロー)
一時期ステイゴールドばかりを配合されていた(ウインフィロソフィ持ってました。未勝利抹消)コウエイソフィアの今回の相手はスクリーンヒーロー。スラッとした体型に出ることが多かったのですが、父が変わって傾向もかわってきそう。
コスモアクセスの2017(牡・オルフェーヴル)
曽祖父グラスワンダー、母父ロージズインメイというBRF血統?に父がオルフェーヴル。グラスワンダーとオルフェーヴルのいいところが出てればド派手なことになっていそうですね(毛色的な意味で)。
コスモクリスタルの2017(牡・父スクリーンヒーロー)
祖母クリスチャンネームも母コスモクリスタルもスラッとした仔を出すのですよね。そういう繁殖に今回はスクリーンヒーローを積極的に配合したということなのかもしれません。父マンハッタンカフェ*母クリスチャンネームのマイネルパトリックに出資してましたけど未勝利でry
コスモネモシンの2017(牡・父ジャスタウェイ)
コスモネモシンの2番仔。初仔の半兄は父アイルハヴアナザーだったのですが、これは父よりも母系が全面に出ているように見えました。兄同様に伸びやかさのある馬体に出ていれば大活躍してくれるかなと。ジャスタウェイの仔も可動域が広い産駒が多い(ツアーで見る限り)ので、ツアーでぜひチェックしたい1頭です。
コスモマーベラスの2017(牡・父アイルハヴアナザー)
全姉に函館2歳S2着のウインジェルベーラがいる血統。3年連続でアイルハヴアナザーを配合したことになりますね。上2頭が牝馬で、今回は牡馬。1つ上の姉も気が強そうで良いところありそうに見えたので、弟にも注目です。
サクセスストレインの2017(牡・父ゴールドシップ)
父ゴールドシップも母父ティッカネンも芦毛なのにどうして鹿毛なのか← クイーンCを勝ったサクセスストレインの仔がクラブに出てくるのはこれが初ですね。4代母サンサンからはいつか大物が出ると信じて3代母ポトマックチェリー(ネイティヴハートの母)の仔に出資したりもしましたが、白い怪物との配合で夢が叶うかどうか。
サマーエタニティの2017(牡・父オルフェーヴル)
オルフェーヴルの芦毛ですよ奥さん!← 姉に阪神JF2着ウインファビラス、兄に中山記念1着ウインブライトがいる血統で、活躍した兄姉のどちらも芦毛というのは心強い材料。あとはオルフェの血が余計なところで暴れなければ、、、^^;
サマーソングの2017(牡・父マツリダゴッホ)
ウイン一次募集予定馬では唯一のマツリダゴッホ産駒。マツリダゴッホの仔はツアーだと派手に見せなくてなんとなく印象に残らないのですけど、母自身も4勝してますし、コツコツ稼いでくれるのではないかと。価格も高くならないでしょうし。
シュフルールの2017(牡・父ゴールドシップ)
ジャンプレースで活躍した母にゴールドシップ。しかも芦毛。1つ上の姉は父リーチザクラウンで華奢な身体つきでしたけども、ゴールドシップに変わることでまた違った印象になりそう。ゴールドシップ産駒は4頭募集かかっていて、芦毛は牡馬牝馬ともに1頭ずつ。牡馬ならこの馬です。
フラワーウィンドの2017(牡・父ジョーカプチーノ)
予定馬唯一のジョーカプチーノ産駒。BRFで繋養されるようになり、マイネルバールマンなどの活躍もあって、昨年は種付け数も3桁にのったとのこと。ということで、次の世代あたりから募集馬が増えてくるのかな?
ベストファッションの2017(牡・父エピファネイア)
新種牡馬エピファネイアの産駒は2頭がリストアップ。こちらは近親に3勝しているウインブルーローズ、すみれS勝ちジョルジュサンクがいる血統。サンデーサイレンスの4*3、ニジンスキーの4*4などなどで血統表が赤くなりがちな感じになっております。
ベリーフの2017(牡・父ロージズインメイ)
父ロージズインメイに母父がスペシャルウィーク。そして青鹿毛。スラッとして黒光りする素晴らしい馬体を披露してくれることでしょう(願望含む)。
マリアヴェロニカの2017(牡・父リアルインパクト)
リアルインパクトを受胎した状態で繁殖馬セールに上場され、それをCVFが落札した形。「うちで配合したわけじゃないけど、思ったより良かったからリストにいれた」パターンだと思われます。サンデーサイレンスの3*3。なかなか強烈です。
大物も潜んでいそうな牝馬は全10頭
アオバコリンの2017(めす・父ゴールドシップ)
ゴールドシップ牝馬の芦毛です。ゴールドシップは名牝相手よりもちょっと地味(失礼)な血統から大物出す気がするので、こういうところを狙っていくのが良いのかも。ウインは4頭しかいないので、いっそのこと「ゴールドシップ総流し」という手も。
アルカネットの2017(めす・父アイルハヴアナザー)
ロージズインメイを受胎しなかった2016年をのぞくと、2014年、2015年、そして2017年と連続してアイルハヴアナザーを配合されている繁殖牝馬。
イクスキューズの2017(めす・父ゴールドシップ)
ゴールドシップ産駒でこちらは黒鹿毛。芦毛じゃないのは残念ですが、ステイゴールドとかオルフェーヴルの傾向からすると、なんとなくハマりそうな配合。母からして華奢な馬体になると思うのですが、動かしてみてキビキビと歩ければ合格点。1つ上の姉につづいての姉妹出資もいいかなと。
コスモヴァレンチの2017(めす・オルフェーヴル)
ドリームバレンチノ、マイネショコラーデ、ウインムートを輩出したロージズインメイ御用達繁殖牝馬かと思いきや、今年の募集馬は父オルフェーヴル。コンデュイットをつけた半姉ウインアキレアも3勝しているので、配合相手を選ばない面はあるのかなと。オルフェーヴルっぽくない距離適性になりそうですが、主戦場はどこになるのだろう、、、。
コスモダンスナイトの2017(めす・父エピファネイア)
上で書いたベストファッションとともに、母父ダンスインザダークにエピファネイアを配合するというのは、なんらかの意図がありそうな感じ。こちらもサンデーサイレンスの4*3ですし。酔っ払ってなければツアーの夕食会で聞いてみます^^;
コスモチェーロの2017(めす・父スクリーンヒーロー)
去年ツアー直後に満口になったコスモチェーロ。今年も父は違えど栗毛。黙ってても売れるでしょう。
フリーヴァケイションの2017(めす・父スクリーンヒーロー)
全兄がツアーでめちゃくちゃ良く見えて、満口になるのが遅すぎるくらいと思ったのですが、今年は牝馬。兄と同じだけのイメージを持てればこれも出資候補。
ポンテディリアルトの2017(めす・父アイルハヴアナザー)
この配合は4年連続。もはや執念を感じます^^; 全姉が800万(1口2万円)募集だったので、今年もそんな高くならないハズ。血統的には大物が出ても良さそうなので、ツアーでじっくりと実馬を見たいところ。
ラヴァーズナットの2017(めす・父ロージズインメイ)
母父ダンスインザダークですが、エピファネイアではなく配合相手はロージズインメイ。
ラヴァリーフリッグの2017(めす・父ロージズインメイ)
母は交流重賞マリーンCの勝ち馬。この配合でハマればダート路線でがっつり賞金稼いでくれそうな感じ。ウイン名義のまま南関重賞で総ナメというのも面白そう。
記事 ウイン2015年一次募集馬ラインナップ(現4歳)
記事 ウイン2014年一次募集馬ラインナップ(現5歳)
記事 ウイン2012年一次募集馬ラインナップ(現7歳)
[amazonjs asin=”4947770082″ locale=”JP” title=”マイネル軍団の謎 (流星社の競馬本)”]
この記事へのコメント
初めまして
ウインレーシングに入会を希望する者です。
紹介制度の利用をしたいのですが
どのようにすればよろしいのでしょうか?
宜しくお願いいたします
だいさん、コメントありがとうございます。
ウインの紹介制度についてですが、カタログ請求時に
紹介者の会員番号と名前を入力しておくと
送料無料でカタログとDVDが届きます。
また、出資馬を選んで出資申込書類をクラブに
送付する際に、紹介者の会員証コピーを同封することで
入会金半額の特典があります。
というわけで、まずはコメントとともにいただいた
アドレスに会員番号と名前をお知らせします。
コピー送付先を教えていただければあわせて
こちらから会員証コピーを送付しますので、
必要な場合は改めてお知らせいただければと思います。
少し手間かもしれませんが、よろしくお願いします。
そしてぜひクラブライフを楽しみましょう!