2018年一発目のブログ記事は、出資馬の2017年振り返りから。年齢表記は2017年のもので、年が明けた2018年はそれぞれ1つずつ年齢を重ねています。2016年度は書いてなかったのですが、2015年は似たようなことやってましたので、気になる方は合わせてどうぞ。
ジェベルムーサが引退、ウイン2頭も繁殖入り
ジェベルムーサ(牡7 2017年 6戦0勝 / 通算 24戦7勝)
5歳時にはGIIIエルムSで出資馬初となる重賞勝ちを果たしてくれたジェベルムーサ。7歳になった2017年も全盛期の唸るようなマクリが決まれば再びチャンスが、、、と願いながら見守っていましたが、大沼S(9着)がラストラン。10月18日付けで登録抹消となり、JRA日高育成牧場で乗馬になることに。大きな馬体で、その身体をいっぱいに使った大飛びの走りでマクリが決まったときの爽快感は格別でした。長期の休養もありましたが、とにかく無事走り抜けてくれたことに感謝。
ウインオリアート(牝6 2017年 9戦0勝 / 通算 39戦3勝)
コツコツ走って手堅く賞金を稼いできてくれたウインオリアート。6歳春でクラブ規程により引退と思いきや、3月のサンシャインS(4着)の内容をうけて、まさかの現役続行^^; 勝ち切れないながらもコツコツ稼ぐというこれまで通りの競馬で10月まで走り抜け、ラストランは六社S(8着)。故郷のコスモヴューFで繁殖入りすることとなりました。「いい種牡馬をつけてくれると思います」という談話もあって、産駒にも出資する流れになる予感。
ウインティアラ(牝5 2017年 9戦1勝 / 通算 31戦2勝)
3歳夏に連闘で未勝利脱出というミラクルを決めたウインティアラ。成績に波があって、5歳になってもなかなか安定せず、どうなることやらと思っていた矢先の交流戦挑戦。それも鞍上は藤田菜七子騎手。そしてまさかの逃げ切り勝ち! その後は上級条件で苦戦することとなり、年末の1000万条件(12着)を最後にして、早めの引退が決まりました。こちらもコスモヴューFでの繁殖入りが決定。せっかくなので、一目惚れした1歳時の写真を貼っておきます。
サンマルティン(セ5 2017年 4戦1勝 / 通算 13戦5勝)
むらさき賞を勝って2018年のキャロットカレンダーにも掲載されているのですが、そんなことよりも8月の小倉記念。2番人気ながら勝つチャンス充分と思われるメンバー構成、そしてGIでもレアな出走馬ミニゼッケン発売(代理で購入依頼)、「これは機が熟した」と手に汗握ってグリーンチャンネル観戦。そして無情にも内ラチ沿いから伸びてくるタツゴウゲキ。結果は結果。仕方無い。2018年こそは!!
ベルディーヴァ(牝5 2017年 7戦2勝 / 通算 15戦3勝)
4歳春に球節炎、そして骨折の疑いという所見。結果的にそこから1年近い休養を挟むことになり、斉藤崇史厩舎へ転厩。5歳になって復帰後にダートを2戦して、なかなか結果が出ない中で芝への転戦を決断。これが功を奏して8月に500万を勝ち、11月の醍醐特別を勝ってファイナルSでも4着。明けて6歳。リミットが迫る中でもうひと花咲かせられるか?!
ティンバレス(牝5 2017年 7戦0勝 / 通算 25戦3勝)
4歳のエンプレス杯3着が未だに忘れられないティンバレス。5歳になった2017年は得意なダート中距離路線を使われるも、なかなか結果が出せない状況に。逃げては差され、先行すると前を捕まえられないというジレンマ。短距離を使ったりもしたのですが、7戦して未勝利。そして年明け早々に引退が決定。ぜひ産駒に出資したいところですが、、、。
春は近いぞアジュールローズ、ウインベラシアス
アジュールローズ(牡4 2017年 4戦0勝 / 通算 10戦3勝)
ダービー12着の後に右の球節部に骨折が見つかり、4歳になってからも右前脚に外傷を負った結果、1年近く休養。4月の福島民報杯8着、6月の稲村ヶ崎特別6着と不発が続く中で、阪神でルメールを乗せて京橋特別で2着。リフレッシュのあと、息遣いに異変が見られ、10月の1000万条件(10着)のあと再度牧場へ。年内に3度ノド絡みの手術を受けることに。万全であれば5歳になった2018年こそ復活を遂げるハズ。
ウインベラシアス(牡3 2017年 9戦1勝 / 通算 12戦1勝)
3歳になって芝の中距離で逃げの手を打つようになったウインベラシアス。勝ち切れないところはありながらも、8戦目で初勝利。そして格上挑戦で臨んだ京都新聞杯が見せ場たっぷりの9着。これは秋が本当に楽しみだと牧場ツアーでも声を掛け(上の写真)、楽しみにしていた復帰戦がまさかの15着。中京でも7着。芝路線を離れてダートに挑んだ12月の500万条件では、逃げ馬なのに出負けしてカラ馬にも前をカットされる不利。年明け早々に出走予定なので、今年はスムーズな競馬で上のクラスを目指して欲しいところ。
ブレイブウォリアー(牡3 2017年 6戦0勝 / 通算 8戦0勝)
2017年の年明けに未勝利戦で4着、そして3着。これはすぐに順番がまわってくるだろうと思っていたのですが。リフレッシュ放牧中に外厩で左目を負傷。6月に復帰して4着、5着、3着。あと一歩が足りない。そして最後の可能性に賭けて挑んだ金沢の地方交流で吉原寛人を乗せて2着、、、。これも競馬。幸いなことにサラブレッドオークションで買い手が付き、馬主は代わりましたが南関東で走ってくれております。
ナラトゥリス(牝2 2017年 3戦1勝 / 通算 3戦1勝)
父ルーラーシップに母イストワール(母父サンデーサイレンス)という血統。華奢な馬体で、何度か使ってからかなぁと長い目で見ていたのですが、9月のデビュー戦でいきなり強烈な追い込みをみせて3着。2戦目であっさり勝ち上がると、素質馬が揃った11月の赤松賞でもチャンス充分の3着。年末年始はしっかり充電してもらって、春には上のクラスにも顔を出してくれたらと期待してます。
ショーンガウアー(牡2 2017年 1戦0勝 / 通算 1戦0勝)
父オルフェーヴル、母マルティンスターク(母父シンボリクリスエス)という血統。2歳馬2頭では正直こちらが上かなと思っていたのですが、競馬は難しい^^; 12月の新馬戦ではシュミノーを乗せて5着。事前に期待しすぎていた感はあるとはいっても、道中でペースが変えられないというか、切れ味が出てこないというか。父親のような唸るような気性が表に出てくるといいのかもしれないですが、、、頑張れ!
6勝をあげた2017年、どうなる2018年
というわけで、2017年の出資馬たちの奮闘ぶりを振り返ってみました。11頭が65戦を走り抜いて、結果6勝。ジェベルムーサ、ウインオリアート、ウインティアラ、ブレイブウォリアーの4頭については、2018年に出資馬として競馬場で走る姿を見ることができませんが、それ以外の出資馬たちが穴を埋める活躍をしてくれるでしょうし、1歳馬も3頭がスタンバイ。デビューに向けて日々調教に励んでいます。
スカーレットベルの16(父:ロードカナロア 母:スカーレットベル)
コスモチェーロの16(父:オルフェーヴル 母:コスモチェーロ)
イクスキューズの16(父:ジャスタウェイ 母:イクスキューズ)
実際に頑張って走ってくれるのは自分ではなく競走馬たちなので、具体的な目標はありません。が、1つでも多くのレースで、1つでも上の着順を目指して無事に駆け抜けてくれればこれ以上の喜びはありません。
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