今年もPOGでわいわいする時期が来ちゃいましたよ、奥さん!(謎) 毎年恒例の記事のようでいて、実は昨年は完全スルーしちゃったので、2015-2016年POG書籍&特集まとめ記事が前回分となるわけですが。まず最初に2017-2018年版の発売日リストからどうぞ。
4/25(火) 丹下日出夫と鈴木淑子 POGの王道【黄本】
4/26(水) 報知グラフ 馬トクPOG【新】
4/27(木) Gallop丸ごとPOG
4/27(木) 最強のPOG青本【青本】
4/27(木) 競馬王のPOG本【毛本】
4/28(金) POGの達人 完全攻略ガイド【赤本】
それでは1冊ずつ詳しく見ていく、、、その前に注意点が。
書店によっては1年前の書籍である「2016-2017年版」を未だに陳列してたりするので、最新(2017-2018年版)かどうかしっかりチェックするのが大事。「巻頭カラーはモクレレか、、、え?現3歳馬にもモクレレって居たよね?!血統も一緒??」なんてことになりかねません。
そして今年度版の記事では、単にAmazonのリンクを並べただけではありません。昨年実際に購入した3冊、POGの達人、最強のPOG青本、Gallop丸ごとPOGの最初に掲載された馬 + GI馬の扱いがどうだったのかをチェックしてみました。
当然ながらメディアによってイチオシ馬は違ってくるわけで、それぞれの相馬眼だったり、取材力だったりが3歳クラシックの時期になって判明するのではないかと。というわけで各媒体の推し馬3頭(成績は4月15日現在)、2歳GI&桜花賞&皐月賞を勝った馬の写真掲載と記事での言及の有無をチェック。なお、3媒体以外については最新版を献本していただければ来年結果を掲載します。(ダイレクトな要求)
【最終更新:2017/04/24】
POGの達人 完全攻略ガイド 2017-2018年版
POG関連の書籍で一番売れてる、鉄板ともいえる存在が「赤本」こと「POGの達人」。須田鷹雄氏の監修で、馬産地での取材だけではなく外国馬は「世界の合田」合田直弘氏によるレポートがあって、まさに鉄壁。POGをとりあえずはじめてみたい人、POGの本って高いからどれか1冊にしておこうと思ってる人はこの本で良いのでは。例年は遅めの発売だったのですが、今年はゴールデンウィーク前となる4/28(金)発売。価格は1,650円。
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POGの達人 2016-2017年版 掲載馬の結果!
掲載順1位 モクレレ(母アパパネ) 1戦0勝
掲載順2位 カデナダムール(母ラヴズオンリーミー) 1戦0勝
掲載順3位 ジュンテオドーラ(母アートプリンセス) 6戦0勝阪神JF馬 ソウルスターリング 写真あり(33ページ) 記事あり
朝日杯馬 サトノアレス 写真あり(5ページ、掲載順14番目) 記事なし
桜花賞馬 レーヌミノル 写真、記事なし(リストも掲載なし)
皐月賞馬 アルアイン 写真あり(7ページ、掲載順26番目) 記事あり
昨年度版の巻頭カラー写真だったモクレレは残念ながらデビュー戦後に骨折が判明。次ページのジュンテオドーラは3戦連続2着していて、POG期間内には勝ち上がれそうな雰囲気。赤本では関係者のコメントしてソウルスターリングが相当な高評価であることが伝わってくる誌面でした。サトノアレスも5ページ(表紙、広告をカウントしなければ3ページ目)に掲載。アルアインについても複数の記事で触れていただけに、赤本を信じてPOG指名していたらかなり熱いシーズンだったのかも。しかし、さすがにレーヌミノルについて触れていた項目はなく、巻末のリストからもこぼれていました、、、。
2017-2018年 最強のPOG青本
月刊誌「競馬最強の法則」によるPOG本は「青本」こと「最強のPOG青本」。安藤勝己元ジョッキーとノルマンディーF岡田牧雄氏による社台グループ馬体診断が今年も目玉になるのかな? 王道路線というよりは「最強の法則」らしくデータやらマニアックな視点やらで2歳馬をピックアップしている感じ。今年は4/27(木)発売で、1,680円。
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2016-2017年 最強のPOG青本 掲載馬の結果!
掲載順1位 トゥザクラウン(母トゥザヴィクトリー) 1戦0勝
掲載順2位 コロナシオン(母ブエナビスタ) 3戦1勝
掲載順3位 サトノヴィクトリー(母ジョコンダII) 1戦0勝阪神JF馬 ソウルスターリング 写真あり(21ページ) 記事あり
朝日杯馬 サトノアレス 写真、記事なし(リスト掲載あり)
桜花賞馬 レーヌミノル 写真、記事なし(リストも掲載なし)
皐月賞馬 アルアイン 写真あり(3ページ、掲載順4番目) 記事あり
巻頭カラーのトゥザクラウンはノドの手術などで長期休養中。コロナシオンのデビュー戦は強烈だったのですが、、、。さて、青本で高評価だったのがアルアイン。超有力馬として巻頭で8頭の馬体写真が大きく掲載されるのですが、アルアインはその4番目。アンカツ×牧雄対談でも「これはいかにもディープ。確実に走ってくる」とアンカツさんが高評価していました。青本では残念ながらサトノアレスの写真や記事は無し。そしてレーヌミノルは赤本同様に巻末リストにも載ってませんでした。
Gallop増刊 丸ごとPOG 2017-2018
競馬週刊誌GallopによるPOG本。これまで紹介した赤本、青本は通常の書店で購入できるA5版なのですが、丸ごとPOGはA4版で、コンビニや駅売店の新聞売り場の方が発見しやすいです。今年から?Amazonでも購入できるようになったようで。4/27(木)発売で、価格は1,650円。
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Gallop増刊 丸ごとPOG 2016-2017 掲載馬の結果!
掲載順1位 サトノアーサー(母キングスローズ) 4戦2勝 毎日杯2着
掲載順2位 ダノンハーレー(母ダルタヤ) 未出走
掲載順3位 フローレスマジック(母マジックストーム) 4戦1勝 アルテミスS2着阪神JF馬 ソウルスターリング 写真あり(19ページ) 記事あり(馬主特集)
朝日杯馬 サトノアレス 写真あり(15ページ)、記事あり(馬主特集)
桜花賞馬 レーヌミノル 写真、記事なし(リスト掲載あり)
皐月賞馬 アルアイン 写真あり(27ページ) 記事あり(馬主特集)
毎年ものすごい地雷を踏みにいってる印象だった(失礼)丸ごとPOGですが、巻頭特集のサトノアーサーがきさらぎ賞、毎日杯と重賞で2着2回。2位はともかくとして^^; 3位フローレスマジックも重賞2着と2016-2017年版は当たりだったようで。しかも丸ごとPOGの目玉ともいうべき社台グループ代表インタビューでソウルスターリング、アルアインをピックアップしていて、サトノアレスも里見オーナー特集で「兄たちと比べても1番」という見出しとともに大きな画像を掲載していてバッチリ。
まだまだあるぞ!POG特集本
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実は今年一番気になっているのがこの本。これまでスポーツ報知はPOGブログで有名でしたが、今年はついに書籍を発行することになったようで。タイトルは「報知グラフ5月号 馬トクPOG」。A4版のようなので、Gallop丸ごとPOGと競合する感じになっていくのかなと。発売日には書店に走って中身をしっかりチェックしたいと思ってます。発売は4/26(水)で、1,500円の模様。
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毎年注目馬の「毛」アップが表紙となる競馬王のPOG本。4/27(木)発売で、1,782円。内容は濃いようなのですが、赤青Gallopに加えて4冊目5冊目までは買う気にならないのですよねいつも。。。
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黄色い本。丹下信者は買っておきましょう。
この記事で掲載した写真はオルフェーヴル、エイシンフラッシュ、ロードカナロア、ローズキングダム、エスポワールシチー。2017年はこれらの産駒がデビューします!
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