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オルヴィエート。そしてジェベルムーサ

 改めて、競馬はなにがあるかわからないな、と。最近痛感しています。

 キャロットで出資していたオルヴィエート(父ダイワメジャー、母エンシェントヒル)が11月16日に突然亡くなりました。10月のデビュー戦では7着。しかし、母がそうだったように、本領発揮はダートだろうと期待し、思惑通りにダートへと出走が決まった2戦目、のハズが。

 レース直前の金曜に角馬場で放馬。そこでラチを飛び越えようとして転倒したとのこと。打ち所が悪かったようで、骨盤内部の太い血管を傷つけて腫れが悪化。どうにもならないとのことで予後不良となりました。

 アクシデントとは意図せず起こるもの。出資している自分はともかく、常に間近で接していた陣営はそれ以上の悲しみがあるでしょう。嘆いても彼女が戻ってくるわけではありませんので、辛くとも前を向いて競馬に接していきたいなと。幸いにして、彼女の弟であるエンシェントヒルの2011(父スペシャルウィーク)にも出資していますので、叶うことなら姉の分まで走り抜いてもらえればと。まずは、無事に。

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 オルヴィエートと同じ現2歳世代はキャロットで合計4頭出資しているのですが、ジェベルムーサ(父アグネスタキオン、母アビラ)は、とにかく馬体重が重くて重くて。560キロ前後の体重を持て余すような臨戦過程で、11月4日に迎えたデビュー戦は無事まわってくればいいだろうと、正直全く期待していなかったのですが。「調教代わりだろうなぁ」なんて想像をあっさり覆す快勝劇。ダートで大外から飛んできて差し切るとか、まさか自分の出資馬がやってくれるとは考えもせず(苦笑)

 続く2戦目も大外から追い込んで2着。コーナーリングがうまくないようで、現状は東京コースが向いている印象。陣営もそのような考えのようで、この時期はムリせず2月の東京開催を目標にしていくとのこと。1つ勝っているだけに目先の勝利目的ではなく馬本位でローテーションが組めますし、特に脚に不安を抱えているこの馬にとっては歓迎材料。2戦ともに現地で観戦できていないので、願わくば次走は直接応援できればと。

 事前の期待がスルリと手のひらからこぼれていくこともあれば、逆に想像以上の走りをもたらしてくれることもあるのが競馬の魅力。これからも1戦でも多く、そして無事に走り切ってくれることを願いながら応援していければなと。

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