種付け料を調べてまわったり、一口出資馬について考えたりと、最近は種牡馬について考える機会が多くなりました。もちろんレースの予想をするときにも重要になってきますしね。
今年の種付け料を自分なりに調べた結果、最高価格はブライアンズタイムの1000万円(受胎条件)。説明不要の大種牡馬ですし、サンデーサイレンスがいなくなったとなれば今後は更なる活躍も期待できそうな感じ。ただ、ブライアンズタイムも今年で20歳。最近は大舞台で目立った活躍をする馬が少なくなった印象もありますし、この価格が妥当かどうかは微妙なところ。ちなみに第2位はキングカメハメハ、シンボリクリスエス、ダンスインザダーク、フレンチデピュティの600万円。この400万円の差をどう見るか、、、。生産者の視点になって考えてみるのも悪くないですね。生産者たちが悩みに悩んで出した結論は数年後に嫌でもレースという形で結果が出てしまう訳で、それが生産者のやり甲斐でもあり、また苦労でもあるんだろうなと。
生産者ほどではないですけど、一口出資者は同じようなリスクを背負う訳で、、、確実に結果の出ている種牡馬の仔か、それとも新種牡馬で未知の可能性に賭けるか。数年前にはじめてラフィアンで一口をはじめて、そこでは新種牡馬チーフベアハートの仔に出資した訳ですが、、、ねぇ^^; ラフィアン+チーフベアハートは今やベストとも言える組み合わせですが、唯一結果が出せなかったのが自分の出資馬。他のラフィアン所属のチーフベアハート産駒はみんな1勝以上してるんですけどねぇ、、、まぁ、これも競馬ですね。
積極的に新種牡馬を狙ってみたいという思惑がある一方で、歴史に名が残るような種牡馬の仔にも出資してみたいというのが密かな思いだったりします。今は亡きサンデーサイレンス産駒に出資することは叶いませんでしたが、フォーティナイナー、フレンチデピュティ、アフリート、ダンスインザダーク、それにブライアンズタイム。何故かダート種牡馬が多い気がしますが^^; 日本だとフォーティナイナーが軽視されてるようですが、種牡馬を何頭も輩出してますし、もっともっと評価が上がってもいいハズなんですけどね。
そういう意味では、フォーティナイナーとかブライアンズタイムとかは後継の種牡馬を複数出すようじゃないとマズいでしょう。「日本は種牡馬の墓場」というセリフは死語になりつつありますが、今のままではねぇ。単にこれらの馬が日本に合わないというならば日本に根付いた系統がずっと残ってるようでないとおかしいんですが、2~3代ぐらいまではつながったとしても、その後がなかなか続かない。何代も何代も続いた国内の種牡馬というのは見当がつきません。日本で代を重ねた血統の馬が外国産種牡馬の仔に簡単に負けてしまうということは、日本の生産か育成か、あるいはレースに問題があるんじゃないかなと。
というわけで、結論は「みなさん、もっと父内国産馬に出資して、もっと応援しましょうね」です。ボクはそれを横目で見ながらブライアンズタイムの仔に出資します←
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